
一般的な質問
乳幼児から学童期にかけての「歯の事故による破折」について
1)よちよち歩き→突き刺す・ぶつける
可愛いさかりですが、歩行が不安定で転倒しやすく加えてまわりにあるものを口に入れたがる、第一次riskg ageです。この時期は大人の気遣いが必要!ほんの一時です。
2)幼児期かから学童期→転ぶ・落ちる
幼稚園から小学校低学年、友達も増えてハラハラするようなブランコ遊びやジャングルジム、滑り台での鬼ごっこが楽しそうです。夢中で遊んでいて高いところから落ちたり、友達同士のふざけっこで前歯を折ったり、唇を切ったりという事故は多くの子供が経験するようです。
歯のけがは10歳未満に多く、ついでティ−ンエイジャ−。原因は転倒、転落、交通事故、暴力が大半を占めますが、10歳未満は大半が転倒、転落です。
3)小学校中学年から高学年→転倒、交通事故
この年齢になると行動範囲も広がって、足のとどかないような自転車に乗ったり、スピ−ドを競ったり、誤って転倒したり、急に飛び出しての事故が起こったときのけがの程度が大きくなります。
4)中学生から高校生→スポ−ツ
中学生から高校生ともなると、体育の授業でクラブ活動も体力の充実と共に、力強さ、激しさが増してきます。
相手と接触しやすいスポ−ツでは、ときに口のけが、歯のけがをしてしまうこともあります。
※なぜ、牛乳?
すっぽりと抜けた歯を乾燥状態においたり、水道水につけたりする歯の周りにある歯根膜細胞は身近にある保存液としては冷たい牛乳が適当でしょう。
○抜けてから骨に戻す(再植)するまでの時間・・・できたら30分以内(時間が短いほどよい)
○抜けた歯の取り扱い方・・・牛乳に浸し、乾燥を防ぐ
○歯の根が折れていないこと・・・中途半端な位置で折れたときは処置は困難。
○歯の根を指で触らない・・・口の中に出ている部分をもつ。
○歯を支えている骨が傷ついていないこと・・・歯が無傷でも骨のダメ−ジが大きい時はうまくいかない場合もある。
※なぜ変色するの?
強くぶつけた歯は内部の出血によりピンク色になることがあります。このピンク色の着色が消失してゆく場合には神経(歯髄)の回復が期待できます。けれども、神経が死んでしまうとその壊死産物が血液成分と結合して、硫化鉄を産生し、黒紫色に変わるので黒っぽく見えるようになります。Q1)ぶつけた歯を噛んでも大丈夫ですか?
障害を受けた組織が回復するためには、安静が必要です。しばらくの間はぶつけた歯ではなるだけ噛まないようにしてやわらかい食事をとってください。
Q2)どれくらいの期間、固定するのですか?
怪我の程度にもよりますが、3〜4週間の固定(ギブス)をします。あまり長い期間固定すると歯の骨の癒着が起こってしまうと言われています。
Q3)乳歯をぶつけたのですが、永久歯に影響はありますか?
発育中の永久歯に影響が及ぶことがあります。傷害の程度とその時期によってエナメル質の形成や歯の形の遅れなどを起こしていることがあります。
Q4)定期健診に必要ですか?
こどもの場合は将来起きる変化(後遺症)を早めに発見する必要があるので定期健診は重要です。
■乳幼児から学童期、成人期にかけての歯科の二大疾患(虫歯・歯周病)を・プラ−クの性質
ブラッシングに関連するプラ−クの最も困った性質はベタベタしているところです。歯の表面にベッタリでています。
糊のような性質は強固についているわけではなく、歯ブラシの毛を歯の表面で上手に働かせると簡単にとれます。
・プラ−クとは
口腔内の常在菌であるストレプトコッカス、ミュ−タンスは砂糖と出会うとネバネバしたグルカンを作り、歯の表面にくっつきます。これがプラ−クです。
現代の食生活をする限り人の口にも砂糖が入ります。このため、みんなプラ−クができています。ですからすべての人が歯を磨かなくてはなりません。このプラ−クが歯についたままになっていると中でできた酸が歯を溶かしはじめます。これが虫歯の始まりです。また、プラ-クは歯周炎を起こしこれが進むと歯周症になります。病気予防のためにはいつでもプラ−クのついていない状態に磨いておかなければなりません。歯周症の進んでいる人にとって歯磨きは重要な養生のひとつです。自分あった磨き方を見つける必要があります。少なくてもプラ−クの悪い影響を受けない程度に磨いておくことが必要です。
①ブクブクしてもプラ−クがとれない!
ブクブクうがいが役に立たないといっているのではありません。今食べた食べかすをゆすぎだす働きは十分してくれます。これがブクブクの役割です。
②リンゴを食べてもプラ−クはとれない!
リンゴを噛むとサクサクしていていかにもプラ−クがとれそうな感じがします。しかし、いったんついたプラ−クは食物を噛んだ摩擦ではとれません。しかし歯ブラシは落ちるのです。
③ガムを噛んでもプラ−クはとれません!
④野沢菜を食べてもプラ−クはとれません!
・磨ければ必ずそれなりの効果が得られます。
歯肉炎が歯周症のその初期症状はブラッシングすればたちまちよくなっています。このブラッシングが歯周症に役立つとは昔からその方面書物の中に記載されています。
・磨いているのとみがけているのは違うことに気づいた。
磨いた効果が得られるようになったのは磨いていると磨けているのとは違うことに気がついて磨き方を変えたからです。プラ−クをきちんととることに目を向けてブラッシングしたので驚くほどの効果を上げはじめたのです。そして今はブラシイングは歯科治療の中で最も重要な治療的効果を果たすものとして定着してきました。今は歯科雑誌に発表されている症例はすべて磨けているものばかりになった。
○ブラッシング効果